マックス・プランク知能システム研究所、ELLIS 研究所テュービンゲン、チューリッヒ工科大学の研究者らが LittleLearner を公開した。0.6B、1.3B、5B パラメータの言語モデルを、FineWeb-Edu から五段階のフィルタで蒸留した880億トークンのコーパスでゼロから訓練したものである。コーパスは米国のコモン・コア基準に沿って整えられ、第5学年より上で教えられる内容はすべて除かれている。各モデルには、同じ工程をフィルタなしで通した対照モデルが用意されている。中心的な発見は、モデルの大型化、SFT と GRPO による事後訓練、文脈内学習のいずれもが、カリキュラムにすでに含まれていたものを増幅するにとどまり、その外側の知識の成績を意味あるかたちで改善しなかったことだ。コーパスとモデルは、知識獲得を研究するための実験環境として公開されている。