智譜(Zhipu)は8月14日にGLM-5.3を公開した。異例なのは「何をしていないか」だ。基盤モデルはGLM-5.2から変わっていない。約7440億パラメータの混合エキスパート構成で、トークンあたり約400億パラメータが有効になる点も同じである。主張されている向上はすべて事後訓練から来ている。訓練時間の延長、前世代の数十倍にあたる長文脈タスク環境、そしてその種類の多様化だ。智譜によれば、コーディング能力はGLM-5.2比で約50%向上し、Terminal Bench 3.0とAgents' Last Examでオープンウェイトモデル中1位、セキュリティ指標CyberGymでは84.5%を記録したという。自社のCode BenchではGLM-5.3が31.4%、Claude Opus 4.8が29.5%で、出力トークンはGLM-5.3が約5万、Opusが約12万だったとしている。これらの数値の大半は智譜自身の評価である。重みはまだ公開されておらず、セキュリティ強化の完了後、公開から約2週間後に出すとしている。