8月10日、Anthropicは未公開の研究版Claudeにリーマン予想へ挑ませた結果を公開した。予想を証明したわけではない。行ったのは、ゼータ関数の非自明な零点のうち予想を満たすと分かっている割合の下界を、41.6%から67.2%へ引き上げたことだ。Anthropicによれば、この数値に対する史上最大の一回あたりの改善であり、これまでは数十年にわたる人間の仕事で少しずつ上がってきた値だった。作業はClaude Codeのセッション2回、約60のサブエージェント、およそ3,100万出力トークン、約2,400回のシェルコマンドを要した。数学的には、Baluyot、Goldston、Suriajaya、Turnage-Butterbaughの近年の結果をBombieriの仕事と組み合わせ、Montgomeryが1973年に導入した手法を無条件の下界へと変えた。決め手は、臨界線上の零点と線外の零点を2つの場合に分けず、ひとつの幾何的対象として扱ったことだった。Anthropicの数学者2名が論文を読んで検証し、モデルは機械検証可能な証明も出力している。