8月8日土曜の早朝、Gentooの開発者Michał Górny氏が、このLinuxディストリビューションのBugzillaを停止した。理由は率直だった。サイトはもともと使い物にならなくなっていたし、数千もの異なるIPv4アドレスから、見て取れる法則もなく殺到するLLMスクレイパーに餌をやる意味がない、と。さらに、自分はシステム管理者ではないし、これに割く時間もないし、そもそも自分が対処すべき問題ではないとも書いた。追跡システムは日曜時点で復旧している。この構図はオープンソースにとって目新しくない。学習用・検索用のデータを集めるクローラーはrobots.txtを平然と無視し、ユーザーエージェントを入れ替え、一般の訪問者に紛れるために住宅用IPアドレスを次々と使う。ボランティアが支えるプロジェクトからは、ボットの通信が人間の通信を圧倒しているという報告が相次いでおり、記録された例では全リクエストの97%に達したケースもある。