フィナンシャル・タイムズは8月11日、2025年8月にOpenAIのAI倫理責任者として採用されたクロエ・バカラー氏が2026年7月に退職したと報じた。在職は1年に満たない。OpenAIは発表を行わず、ポストは空席のままである。バカラー氏は2021年11月からMetaのチーフ・エシシストを務めた後に移籍し、OpenAIではモデル開発における倫理的アプローチ、人とモデルの相互作用、機械の意識をめぐる議論を担当していた。退職について問われたOpenAIの広報担当は、AI倫理は一個人や一チームのものではなく、倫理上の問いはモデルを構築する各研究チームに組み込まれていると述べた。今年、同社の安全部門からはすでに二人が去っている。セーフティ・システムズ・チームを率いたヨハネス・ハイデッケ氏と、チーフ・フューチャリストのジョシュア・アチャム氏である。