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業界 AI Minute Newsroom 2026-08-23

2023年にAIに反対してストを打った人々が、いま時給12〜200ドルで自分の仕事をAIに教えている

2023年にAIに反対してストを打った人々が、いま時給12〜200ドルで自分の仕事をAIに教えている

ガーディアン紙は8月22日、経験豊富なハリウッドの脚本家・監督・プロデューサーが、まさに自分の本業をAIモデルに教える単発の仕事を引き受けていると報じた。脚本を書く、撮影スケジュールを組む、あるシーンが成立しているかを判断する——といった作業だ。報酬はプラットフォームが求める経験年数に応じて、おおむね時給12ドルから200ドル。ある従事者は、スコップを渡されて自分の職業の墓を掘れと言われているようなものだと表現した。選択の背景にある計算は単純だ。米国の映画・録音業界の雇用は2022年7月の約45万人から2026年5月には32万6千人へ、約28パーセント減った。ロサンゼルスの撮影日数は2021年から2025年で48パーセント減少している。Mercor、Outlier、Turingなどのプラットフォームで8か月に約20件の契約を経験したと語る脚本家ルース・ファウラー氏は、いつも金欠だったから始めたと述べ、制作量は「35パーセントか、とにかくとんでもない幅で」落ちていると言う。仕事の中身は、人間のフィードバックによる強化学習のもっとも地味な部分だ。モデルの出力を採点し、口調を直し、映像に注釈をつけ、危険な生成物に印をつける。

なぜ重要か3年前の脚本家組合のストは、AIを交渉で押し返すべき外部の脅威として扱っていた。今起きているのは、その脅威が雇い主になったときの光景である。彼らを高価にしていた技能——なぜそのシーンが成立するのかを知っていること——こそモデルに欠けているものであり、だからこそそれが時給で買われている。しかも売り手は、その技能を奪われつつある本人たちだ。ハリウッドをはるかに超えて当てはまる警告でもある。産業が縮むとき、いちばん早く見つかる仕事は、その産業を縮ませた仕組みを訓練する仕事であることが多い。医師も弁護士も研究者も、すでに同じプラットフォームで同じことをしている。

✓ 検証済み · 3ソース

▶ 関連動画: Workers Are Training AI to Take Their Jobs - Tech Story of the Week
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