セキュリティ企業A Securityの研究者らが、Zoomの注釈機能——会議参加者が共有画面に描き込めるツール——に潜むメモリ破壊のバグ連鎖を公表した。被害者側のクリックもダウンロードも、いかなる操作も要さずに、別の参加者の端末でコードを実行できるものだった。研究チームはWindows、macOS、iOS、AndroidのZoomクライアント7.0.5でこの悪用を確認している。注目されたのは欠陥そのものではなく、その値段だ。チームによれば、研究者ひとりが公開されているAIモデルへの20未満のプロンプトで、24時間足らずで動く悪用コードを作り上げた。従来なら5人体制で半年ほどかかった作業だと見積もっている。Zoomは修正を出しており、古いクライアントのままの利用者はなお危険にさらされている。