Modularは8月11日、2023年から開発してきた言語の初の安定版Mojo 1.0を公開した。MojoはLLVMとSwiftを生んだクリス・ラトナーの仕事であり、狙いは見た目より絞られている。CPU、GPU、専用アクセラレータ、そしてAIワークロードが載りうるあらゆるものを一つの言語で対象にし、チップごとにスタックを書き直さずに済むようにすることだ。読み味はPythonに近く、メモリ安全性とシステムレベルの制御はRustから借りている。1.0という表示は主に安定性の約束である。1.x系での変更は基本的に追加中心で、互換性を壊す変更は成熟した言語のやり方に倣う。今回のリリース自体は、Python風のラムダ構文、より安定したエディタ向け言語サーバー、無効化された参照に対するメモリ安全診断、クロージャとポインタ型の統合を含む。標準ライブラリは2024年からオープンソースで、約200人の貢献者が20万行にわたり1,100件超のプルリクエストを通してきた。一方でコンパイラとツールチェーンは公開されておらず、Modularは2026年中に公開するという約束を繰り返している。