ポリティコは8月17日、議員の意図を法文に置き換える無党派の部署である下院法制局が、生成AIで起草された提案に押し流されていると報じた。議員事務所や外部の圧力団体が、法文そのものをClaudeやChatGPTに書かせており、ある関係者は、この種の草案を直す時間のほうが、局が一から起草する時間より長くなっていると述べた。誤りは小さく、結果は大きい類のものだ。現行法への誤った引用。ある予算措置が税額控除なのか、所得控除なのか、非課税なのか、補助金なのかを判別できないこと。そして「州」の定義が50州のみを指し、ワシントンDCと先住民族の国家を連邦制度から静かに締め出してしまうこと。2024年まで10年近く局を率いたウェイド・バロー氏が、ツールが取り落とす区別を説明している。職員自身も、もはや起草しないために自分の法案の中身を把握できなくなりつつあるという。局は内部ツール「Comparative Print Suite」を開発中で、誤りを指摘し、提案された変更が何を指すのか特定できないときは推測せずエラーを返す設計だという。