グーグル・ディープマインドは8月6日、ネイチャー誌に掲載した研究で、WeatherNextモデルが熱帯低気圧の進路・強度・風の構造を既存手法より正確に予測することを示した。3日先の予報が、これまで2日先でしか得られなかった精度に達しており、チームはこの飛躍を通常なら10年分の進歩に相当すると表現している。モデルは約20テラバイトの気象データと過去の暴風雨を収めたIBTrACSアーカイブで訓練され、1回の予報につき1000通りの未来を生成する。15日間の計算はTPUチップ1枚で1分未満で終わる。米国立ハリケーンセンターは2025年のシーズンを通じて実運用し、ジャマイカ上陸前のハリケーン・メリッサの急発達の予測にも使った。ディープマインドはWeatherNext Cyclones、WeatherNext 2、小型のWeatherNext 2-miniのコードと重みをApache 2.0ライセンスでGitHubに公開しており、mini版は無料のColabノートブックで動く。