AI時代の知的財産権を扱う日本政府の有識者会議は8月18日、生成AI事業者向けの「原則コード」の案をおおむね了承した。案は、モデルの学習に用いたデータと、その収集方法を広く公表すること、モデルや学習過程に関する情報を公開すること、知的財産権を保護する措置を講じることを企業に求めている。コードに拘束力はない。政府は「コンプライ・オア・エクスプレイン」の考え方で運用する意向で、企業は従わない理由を公に説明する限り、従わない選択もできる。案は2025年5月に成立したAI関連技術の法律を土台としており、文章や画像が権利者の同意なく学習に使われ、その結果が著作権を侵害しかねないという懸念の高まりを背景に作られた。