AIコーディング企業ポリサイドは8月20〜21日、エヌビディアと60億ドル規模の非独占ライセンス契約を結んだと投資家に伝えた。対象は、同社がコーディングモデル群「Laguna」の学習に使ってきた社内システム「Model Factory」だ。エヌビディアは別途、残る事業に対してプレマネー120億ドルの評価で10億ドルを出資し、ポリサイド社員109人に採用の打診をしている。創業者3人は残留し、同社は60億ドルを来年末までに投資家へ分配するとしている。エリック・ニューカマー氏が入手した投資家向け書簡は「これは買収ではなく、人材獲得目的の買収でもない」と強調するが、ポリサイドのモデルを作ったのは70人未満、エンジニアリングと研究の合計でも約115人であり、技術チームの大半が移ることになる。書簡ではさらに、4万基のGB300クラスター向けに20億ドルを調達する短い機会があったが間に合わず、その計算基盤を失ったことも明かされた。エヌビディアがこの形式を用いるのは3件目で、先例は約200億ドルのGroqと約9億ドルのEnfabricaである。