Metaは8月19日から20日にかけて、Meta AIの初のデスクトップアプリを公開した。Metaアカウントがあれば誰でも無料で使えるベータ版だ。単なるウェブサイトの外皮でない点が二つある。プロンプト欄から特定のウィンドウや画面を添付し、そこに映っている内容についてアシスタントに答えさせられる。用いられるのはMetaのMuse Sparkモデルだ。もう一つはシステム全体のディクテーション用ショートカットで、キーを押しながら話すと、いま開いているどのアプリにも文字が入る。メール、文書、コードエディタなど。さらに広告キャンペーンの成果について答えるためFacebookとInstagramのアカウントに、書類のためGoogle Workspaceに接続できる。ビルドはウェブページの梱包ではなくネイティブで、AppKitとSwiftUI、インストール後16MB、AppleシリコンおよびmacOS 15以降に対応する。注意点はMeta自身の規約にある。アシスタントを通過した素材は、共有中に画面に映っていたものや連携サービスから取り込んだデータも含め、Metaのモデル学習に使われうる。Metaは負荷の重い処理でレート制限の試験も始めており、競合が備える踏み込んだコーディング作業やブラウザ操作はこのアプリにはない。