スピリット航空の破産手続きの提出書類から、グーグルが同社の社内業務データを競売で1000万ドルで購入したことが分かった。対象はおよそ1億通の電子メール、5億件のMicrosoft Teamsの項目、1700万件のOneDriveファイル、2050万件のSharePoint項目、3000万件のカスタマーサービス通話録音、1500万件のサービスチャット記録、60万件のServiceNowチケット、マーケティングシステム由来の1370万件の有効なメールアドレス、1100万件の機内Wi-Fi販売記録、さらに76万3000便、500万件の乗務員ペアリング、120万枚の燃料伝票、78万7452件の部品購入を含む運航データに及ぶ。競り負けたのはAI研究機関に学習データを供給する企業Mercorで、750万ドルだった。グーグルは、このデータが自社製品とAIモデルの改善に役立ちうるとし、売却前に非識別化されており、残る個人情報は第三者が除去すると説明した。スピリットは1年足らずで2度目の破産のあと、2026年5月に運航を停止した。