アリペイは8月17日、杭州で開いた初の人工知能エコシステム会議で、中国初のフルスタック型エージェント商取引プラットフォームと自ら説明するサービスを立ち上げた。狙いは、加盟店の既存のページ、商品、サービスの流れを、人工知能エージェントが呼び出せるスキルと道具に変えることである。これにより客は、アプリを何度もたどる代わりに、助手と話すだけで注文と支払いができる。すでに人工知能サービスを持つ加盟店には、エージェントの作成、スキルの編成、タスクの実行、運用管理を提供し、持たない加盟店には変換そのものを行う。アリペイは自社の決済、本人確認、リスク管理、履行の仕組みも一括で組み込んでおり、加盟店は一度の接続ですべてを使える。これらのサービスは、同社がAHAと呼ぶプロトコルを通じて助手「阿宝」につながる。狙いは、同じ加盟店のサービスにアリペイの外側から到達できるようにすることだ。携帯電話、自動車、人工知能眼鏡などが想定されている。同社によれば、8月時点で阿宝は市場の7割超を占める大手携帯電話5ブランドと、自動車メーカー16社に接続している。