8 月 20 日、OpenAI は Codex の土台にあるハーネス、つまりエージェントを実際に動かしている層を Apache-2.0 ライセンスで公開した。コマンドライン ツールはもともと公開されていた。新しいのは Codex SDK と、セッションを維持し続ける JSON-RPC エンジンである app-server、そしてそれらをコード以外の用途にも向けてよいという招待だ。ハーネスは誰も見ていないループを担っている。タスクの理解、長い会話をまたぐ記憶の保持、イベントのストリーミング、ツールの呼び出し、割り込みの許容、状態の同期、そして必要なときに止まって人間の承認を求めること。目を引くのは OpenAI 自身の測定結果だ。GPT-5.6 Sol の外側にあるハーネスだけを変え、ターン間で推論を保持し文脈を圧縮したところ、ARC-AGI-3 のスコアは 13.3% から 38.3% に上がり、トークン消費は 6 分の 1 になった。モデルは同じである。ただしこの数字には注記が要る。ARC Prize の運営側が中立な手順で同じモデルを走らせた結果は 7.8% だった。つまり 38.3% は、OpenAI のハーネスを OpenAI の条件で動かした値だ。Greg Brockman はこれを「Codex はコーディング ツールよりはるかに多くのものを動かせる」と表現した。シスコは同 SDK の上に App Builder を作り、Thrive Holdings はエージェントを配備し、ある税務パイロットは 7,000 件の申告をこの仕組みで処理して準備時間を約 3 分の 1 削った。リポジトリはスター 11 万 2,000、アルファ版が毎日出ている。