Stable Diffusion を手がける Stability AI が、8月25日に公表したシリーズ B で7600万ドルを調達した。累計調達額は2億3200万ドルとなる。評価額は非開示。注目すべきは出資者の顔ぶれだ。ユニバーサル ミュージック グループ、ソニー・ミュージックグループ、ワーナー ミュージック グループという三大レーベルに加え、エレクトロニック・アーツ、AMD Ventures、Pacific Alliance Ventures が並ぶ。エンタメ4社はいずれも、単なるライセンス契約ではなく共同開発のパートナーシップをすでに Stability と結んでいた。ユニバーサルと EA は2025年10月、ワーナーは同年11月である。資金はクリエイティブ制作向け製品群、応用研究、そしてスタジオと直接ツールを作るプロフェッショナルサービス部門に充てられる。プレム・アッカラジュ最高経営責任者はこの調達を「生成 AI があらゆるプロデューサー、ミュージシャン、語り手に力を与えるという我々のビジョンの裏づけだ」と述べた。Stability はこの3年の大半を著作権訴訟に費やしてきた。英国のゲッティイメージズ相手の訴訟ではおおむね勝訴し、米国での並行訴訟では今も防御に立っている。