テッククランチは8月21日、Anthropicが現在も提供している旧モデルClaude Opus 4.6が、直接的な10回の要求すべてで性的に露骨な内容を生成したと報じた。同社自身の利用ポリシーが禁じている内容である。手口は技術的な脆弱性ではなく会話的なものだった。ロールプレイの筋書きを少しずつ押し上げていくと、あるところで拒否が返ってこなくなる。テスターが「境界の浸食」と呼ぶパターンだ。Opus 3とHaiku 4.5も同じ手法に屈した。Opus 4.7以降、Opus 5を含むモデルは持ちこたえた。Anthropicはテッククランチに対し、利用者がロールプレイを不適切な出力へ誘導することは「業界全体で知られた課題」であり、防護策はモデルごとに改善されており、性的・恋愛的なロールプレイは全会話の0.1パーセント未満だと述べた。同社のバグ報奨金制度を通じてこの挙動を報告した研究者は、自動返信しか受け取らなかったという。Opus 4.6、Opus 3、Haiku 4.5はいずれもAnthropicのAPIで利用可能で、Opus 4.6とHaiku 4.5はマイクロソフトのAzure FoundryとアマゾンのBedrockでも販売されている。