Anthropic は8月25日、Claude のチャット製品と、エージェント型の業務アプリ Cowork が単一の記憶を共有するようになったと発表した。会話で Claude が得た内容は Cowork が作業する際にも参照できるため、複数のセッションにわたって話し合ったプロジェクトを、着手前に説明し直す必要がなくなる。記憶は会話の終了後に再構成するのではなく、会話中に形成されるようになった。Claude Code は当面、独立した記憶を保持する。既定では、健康、民族、宗教、政治、ジェンダー・アイデンティティといった機微なカテゴリーは、ユーザーがトグルを入れない限り保存されない。ユーザーは Claude が記憶している内容をトピックごとに閲覧し、個別の項目を編集・削除し、記憶を完全に停止し、あるいは痕跡を残さないシークレットチャットを使える。Free、Pro、Max では既定で有効、Team と Enterprise では組織の管理者が判断する。Cowork 自体は無料プランでは利用できない。統合の帰結として、Anthropic は率直にこう述べている——チャットの記憶と Cowork の記憶を分けて保つ方法はもはやない。同じ保管庫になったからだ。