エメラルドAIは8月25日、評価額10億5000万ドルで応募超過となったシリーズAで1億5000万ドルを調達したと発表した。共同主導はエナジャイズ・キャピタルとDCVC。異例なのは出資者の顔ぶれだ。エヌビディア、サムスン・ベンチャーズ、シーメンス、GEベルノバ、RWE、アラムコ・ベンチャーズ、セールスフォース・ベンチャーズ、JERAベンチャーズ、In-Q-Telなど、半導体メーカーとタービンメーカーと電力会社が同じ資本表に並ぶ。同社のソフトウェアは、AIデータセンターが二十四時間一定の最大値で電気を引くのではなく、電力系統の状況に応じて消費電力を上下に伸縮させるようにする。同社によれば、アリゾナ、イリノイ、バージニア、オレゴン、ロンドンの商用データセンターで五件の実証を完了し、エヌビディア、EPRI、オラクル、Nebius、ナショナル・グリッドと協働。この手法はいまや数メガワット規模、施設全体の規模で商用稼働しているという。中心的な主張は、柔軟なデータセンターによって米国の既存系統から100ギガワット超の容量を空けられる、というものだ。