今週スタンフォード大学の研究者らがTerminal-BenchおよびHarborの各チームとともに公開したTerminal-Bench-Science 0.1は、科学者が実際に行っている作業から組み立てられたベンチマークである。70の課題はそれぞれ、自分の研究室の計算ワークフローを、エージェントがターミナル上で挑戦できる形に作り替えた研究者の寄稿による。分野は生命科学、物理科学、地球科学、数理科学、工学にまたがる。各課題はコンテナ内で実行され、プログラムによって検証される。つまり採点対象は、エージェントが「やった」と言ったかどうかではなく、作業が正しく仕上がったかどうかだ。結果は意図的に低い。Claude Opus 5が解決率30.0%で首位、GPT-5.6 Solが22.4%、Claude Fable 5が21.4%。いずれのモデルも一般的なTerminal-Bench 3.0より10ポイント以上低い。プロジェクトは22か国376名の貢献者を挙げており、10月5日を締め切りとして0.2版の課題を募集している。