8月19日、米連邦取引委員会(FTC)は賛成2・反対0で、パーソナライズド・プライシングに関する執行方針声明の案を公表することを決めた。告知なしに個別価格を提示する事業者に対し、FTC法5条を適用するという内容だ。事業者は三つを開示する必要がある。価格が個別化されていること、何を根拠に個別化しているか、そしてそれを支えるデータの種類である。顧客ごとに変わる価格を全員同じであるかのように示せば欺瞞に当たる。声明は、健康状態、家族の緊急事態、代替手段がないことといった脆弱性の兆候に紐づけた価格設定を名指しし、機械学習と自動化された実験は区分をはるかに細かくするためリスクの増幅要因になると明記している。これは規則ではなく案であり、整理番号FTC-2026-1057として連邦官報掲載後30日間意見を受け付ける。当局はこの慣行を全面的に禁じる権限はないとも述べている。