8月22日土曜、北京で開かれた第2回世界ヒューマノイドロボット競技大会の開幕日に、天工ウルトラという機体が100メートルを9.39秒で走破した。ウサイン・ボルトが2009年にベルリンで出した人類の世界記録9.58秒より速い。製作したのは、X-Humanoidとして事業展開する北京ヒューマノイドロボット・イノベーションセンターで、最高速度は時速約38キロに達した。単独ではない。オナーのライトニングも同じレースを9.47秒で終え、これもボルトの記録を上回っており、準備段階のテストでは9.32秒を記録したと報じられている。どちらの機体も減速できないため、ゴールラインは発泡材の壁で、そこに突っ込んで倒れる。同じ大会では立ち高跳びで2.88メートルが出た。ハビエル・ソトマヨルが1993年に記録した人類の2.45メートルに対してである。もっとも多くを語る数字は前年比だ。天工ウルトラは12か月前、同じ種目を21.50秒で制していた。他の出場機は転倒し、ばらばらになり、火を噴いたものもあった。大会は8月26日まで続き、666チームから2056台のロボットが参加している。メダルはほぼすべて中国の機体が持ち帰っている。